
「ジムに入ったけど、どんなメニューから始めればいい?」この記事では初心者から上級者まで、確実に効果を上げる種目を4つ厳選して解説します。
ジムで最優先すべき筋トレメニュー4選!
ジム初心者の方から中~上級者に至るまで、もっとも効率的に体づくりが行えるのは脚・胸・背中など、体の大きな筋肉を優先的に鍛えることで、下半身にはスクワット、胸にはベンチプレス、背中にはベントオーバーロウが挙げられます。
・スクワットでは大腿四頭筋(太ももの表)・殿筋(ヒップ)を中心に、ハムストリングス(太ももの裏側)や内転筋群(太ももの内側)なども鍛えることができます。
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・ベンチプレスでは大胸筋・上腕三頭筋(上腕の裏側、二の腕)・三角筋(肩)前部などが鍛えられます。
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・ベントオーバーロウでは広背筋・僧帽筋中部など背中の筋肉、また上腕二頭筋(上腕の表、力こぶ)などが鍛えられます。
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・これら大きな筋肉を鍛えたあとに腹筋の種目を加えると、腹筋の強化やウエストの引き締めに効果的です。
(腹筋は体を支えるのにどの部位の筋トレでも使われているので、最初に疲労してしまわないよう、仕上げに行うと効率よく鍛えることができます)
クランチでは腹直筋上部(6パック=6つに割れた腹筋)といわれる腹部正面を中心に、腹筋全体を鍛えることができます。
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4つのエクササイズで得られる効果
少し大まかになりますが、上記4つのエクササイズで全身の主要な筋肉を鍛えることができます。
スクワット・ベンチプレス・ベントオーバーロウでは、ターゲットとなる脚・胸・背中のほか、動作を補助するさまざまな筋肉も同時に働くので、より重いウェイトが扱え、基礎となる筋力・筋肉量をつけるのに効果的です。
全身の筋肉がバランス良く鍛えられるので姿勢が良くなり、ボディメイクの土台となるアウトライン(輪郭)が出来上がってきます。
そうして筋肉がついてくると、代謝(エネルギーを消費する割合)も上がってくるので、寝ている間も余分なエネルギーが燃えやすい体になってきます。
太りづらい体になるのでダイエット後もリバウンドしづらく、カッコよく引き締まった体ができあがります。
4つのエクササイズの回数やセット数
筋肉をつける1セットの回数は、8~12回(腹筋・クランチは15~25回程度)が目安。
最初は少し余裕を持って行えるウェイトで動作を身につけ、慣れてきたら徐々に重くするようにします。
セット数は1~2分の休憩(呼吸が整うくらいが目安)をはさんで、2~3セット程度。
最初は重りなしのバーのみでウォーミングアップ、筋力がついてきたらセットごとに少しずつ重量を上げて、メインセットン取り組むようにします。
効果を上げるためのコツ
基本的に動作は大きく、可動域(動かせる範囲)全体を使って行うようにします。
反動は抑え、コントロールした動作(とくにウェイトを下ろしていく際、ゆっくりと対象の筋肉の負荷を乗せるようなイメージ)で行います。
指定の回数・セット数が行えるようになったら、時価から少しずつ重量を上げるようにします。