
一般的な有酸素運動ではなく、筋トレで体脂肪を減らす方法は?
この記事では、筋トレでメリハリのある体をつくりながら、体脂肪も減らしていくための効果的な方法を解説していきます。
基本のエクササイズを主体に行う
脚のエクササイズであるスクワットやデッドリフト、胸のベンチプレス、背中のロウなど、多関節エクササイズを主体にトレーニングを進めていくこと。
多関節エクササイズとは、複数の関節が関与するエクササイズ(スクワットなら膝、股関節、脊柱など。複合エクササイズともいいます)で、ひとつのエクササイズで多くの筋肉が動員されるので、エネルギーの消費も効率的に行えます。
休憩時間を短めに抑える
筋力のアップが目的の場合は、重いウェイトを使ってセット間に休憩に2~3分(あるいは、それ以上)をとることが多いですが、体脂肪の燃焼を促す場合はセット間の休憩を短めに抑えた方が効果的。
(1分前後を目安に、慣れてきたらそれより短くしても良いです)
心拍数を高く保つことができ、運動中のエネルギーが増えるほか、運動後も酸素を取り込むのにしばらくの間、エネルギーの消費が続くことになります。
全身を鍛えるトレーニングを行う
全身のトレーニングを、週1~3回行います(ひとつの部位について、1~2種目ずつ行う)。
体にメリハリをつけるほか、成長ホルモンのレベルも高められ、代謝を上げ、体脂肪燃焼を促進する効果が得られます。
中程度の重量を使う
筋力・筋肉のサイズを最大限に増やすのではなく、体脂肪の燃焼を促す場合は、軽めから中程度のウェイト(1セットで8~15回程度、繰り返せる重量)で反復するようにします。
ゆっくりとコントロールした動作で行うことで、体温・心拍数が上がってエネルギーの消費も増えていきます。
また筋トレの特徴として、筋肉量が増えることで基礎代謝も上がり、普段の安静時もエネルギーが燃えやすい体になり、余分な体脂肪も燃焼されやすくなります。
まとめ:筋トレで体脂肪燃焼を促すには
・複数の筋肉が使われる基本のエクササイズ(スクワットやデッドリフト、ベンチプレス、ロウなど)を主体に行う
・休憩時間を短めに抑えて(1分前後、慣れてきたらさらに短く)、エネルギーの消費を増やす
・全身のトレーニング(各部位につき、1~2種目のエクササイズ)を週1~3回行う
・中程度の重量で、コントロールした動作で行う
筋トレの独自の効果として、筋肉を鍛えることで体のラインがつくられるほか、基礎代謝が上がり引き締まって太りづらくなる体をつくることができます。