
腹筋の筋トレメニュー・ケーブルクランチのやり方と効果を上げるコツを解説!
ケーブルクランチで鍛えられる筋肉
ケーブルクランチは、ケーブル(ワイヤーを引くマシン)を使って立位または膝を床について上半身を丸め、腹直筋(腹部正面、腹筋)を鍛える種目になります。
股関節の屈筋群(太ももの付け根の筋肉)の関与を抑え、またマシンを使って負荷を加えることができるので、より重点的に腹直筋を強化することができます。
通常、脊柱を屈曲する(体幹、下背部を丸める)ことで腹直筋が主働筋になりますが、応用として動作にひねりを加えると、腹斜筋(わき腹の筋肉)の働きも加わります。
ケーブルクランチのやり方
ケーブルマシンの滑車を上方にセットし、ロープハンドルをセットして手のひらが向き合うようにして握り、やや後方へ下がってマシンの前に膝をついて座ります。
膝を90度からやや浅い角度にし、動作中、下半身は固定するようにします。
下背部を少しだけ反らせて上半身を前に倒します。肘を90度に曲げて、両手を頭上で固定します。
あごを軽く引いて腹筋を引き締めるようにして力を入れ、肘を膝に近づけるようにしながら背中を丸めて、上半身を床に近づけていきます。
上半身を下げた動作の最後でいったん静止して、腹筋を強く絞り込むようにして力を入れ、ゆっくりと戻していきます。
腹筋の筋力アップが目的の場合は10~12回以下になるよう重めのウェイトで行い、よりカットをつけたい場合は15~25回くらいできるウェイトを選び、2~4セット程度繰り返すと効果的です。
膝の下に厚めのシートなどを置き、肘をより床に近づけるようにすると、動作範囲を広げることができます。
ケーブルクランチで効果を上げるコツ
動作中、股関節(太ももの付け根、下半身)は動かさないようにして、しっかりと固定しておきます。こうすることで、より腹筋に負荷を集中させることができます。
また、腕と肩も頭上で固定するようにします。そうして動作中、腕や背中の筋肉が関与しないようにします。
スタート時は(腰が痛くならない程度に)やや背中を反らせて腹筋をストレッチし、反動を抑えて中程度のスピードで背中を丸めていき、腹筋に負荷を集中させるように意識して行うと効果的です。
まとめ
ケーブルクランチは、ケーブル(ワイヤーを引くマシン)を使って立位または膝を床について上半身を丸め、腹直筋(腹部正面、腹筋)を鍛える種目になります。
通常、脊柱を屈曲する(体幹、下背部を丸める)ことで腹直筋が主働筋になりますが、応用として動作にひねりを加えると、腹斜筋(わき腹の筋肉)の働きも加わります。
あごを軽く引いて腹筋を引き締めるようにして力を入れ、肘を膝に近づけるようにしながら背中を丸めて、上半身を床に近づけていきます。動作の最後でいったん静止して、腹筋を強く絞り込むようにして力を入れ、ゆっくりと戻していきます。
腹筋の筋力アップが目的の場合は10~12回以下になるよう重めのウェイトで行い、よりカットをつけたい場合は15~25回くらいできるウェイトを選び、2~4セット程度繰り返すと効果的です。