
「食べるのを我慢しているのに、体重が落ちてこない・・・」
「糖質制限をしているのに、やせないのはなぜ?」
食事を制限されている方からよく聞くお悩みですが、じつは手順さえ踏めば空腹感に悩まされることなく、誰でも体重・体脂肪を落としていくことができます。
今回は、そのためのコツを3つ厳選して解説します。
私自身も、体脂肪率がもっとも低いときで5%まで落ちた方法なので、参照してみてください。
3大栄養素の働き
肉・魚・卵・乳製品・大豆製品などに多く含まれるたんぱく質は、筋肉など体の組織をつくる働きがあります。
動物性のたんぱく質や油脂に含まれる脂質は、内臓や関節の保護・体を動かす予備となるエネルギー源。
米・めん類・パン類・いも類・野菜・果物などに多く含まれる糖質は、体を動かすエネルギー源となります。
筋肉量を維持して、余分な体脂肪を減らすダイエットでは、たんぱく質は多めで高カロリーな脂質は控えめに。
体重のコントロールは、糖質の量の増減で行うようになります。
体脂肪を落とすコツ①筋トレを行う
糖質を制限して、うまくダイエットするコツは、
①筋トレを行う
そもそも食べる量が変わらないのに、昔より太りやすくなったという原因は、加齢や運動不足により筋肉量が減少してくるから。
筋肉は、エネルギーを燃焼するエンジンのような働きがあるので、筋肉量が減ればエネルギーを消費する割合も減ってきます。
ここで慌てて食事制限をすると、筋肉量がさらに減ってくるので要注意。
ダイエットを始める前にまず行っておきたいことは、筋トレをして太りづらくなる体をつくっておくこと。
(筋トレのみで「ウエストが細くなった」という方も、たくさんいらっしゃいます)
筋トレをすれば、引き締まったメリハリのある体をつくることができます。
体脂肪を落とすコツ②食事はたんぱく質を優先する
太りやすい方の食事内容を検討すると、糖質・脂質が多く、たんぱく質が不足していることがよくあります。
たんぱく質は、筋肉など体の組織をつくる栄養素。
そのため、食事ではまずたんぱく質が多い食品(卵・脂質が少なめの肉・魚など)を中心に、糖質は控えめにすると体重・体脂肪を落とすのに効果的です。
筋肉量を維持して体脂肪率が落ちてくれば、リバウンドは起こりづらくなります。
体脂肪を落とすコツ③間食に脂質を利用する
ダイエット中、空腹を感じたら食間に脂質の含まれたものを軽くつまんで、場をつなぐのも有効です。
(ナッツ類、カカオ70%以上のチョコ、チーズなど。ただし、エネルギーは高めなので、小袋に分けたものがおすすめです)
あるいは、食事でたんぱく質が不足しがちな方は、ここでプロテイン(たんぱく質のサプリメント:栄養補助食品)を摂るのも効果的です。
ある程度、筋肉がついて体脂肪が減ってきたら、和菓子や旬の果物などをとってもそれほど影響は出てこなくなります。
まとめ
筋肉量を維持して余分な体脂肪を減らすダイエットでは、たんぱく質は多めで高カロリーな脂質は控えめに。体重のコントロールは、糖質の量の増減で行うようになります。
ダイエットを始める前にまず行っておきたいことは、筋トレをして太りづらくなる体をつくっておくこと。
食事ではまずたんぱく質が多い食品(卵・脂質が少なめの肉・魚など)を中心に、糖質は控えめにすると体重・体脂肪を落とすのに効果的です。
ダイエット中、空腹を感じたら食間に脂質の含まれたもの(ナッツ類、カカオ70%以上のチョコ、チーズなど)を軽くつまんで、場をつなぐのも有効。
あるいは、食事でたんぱく質が不足しがちな方は、ここでプロテイン(たんぱく質のサプリメント:栄養補助食品)を摂るのも効果的です。
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