内ももの筋肉を鍛えるには?太ももを引き締める筋トレとストレッチ

「太ももの内側を引き締めるには、どうしたらいい?」

内転筋群(太ももの内側の筋肉群)は、日常で使われることが少なく、たるみやすく硬くなりやすい部位です。

内転筋群を鍛えると太ももが引き締まり、またストレッチすると血流が良くなり、疲労回復の効果も期待できます。

今回は太ももの内側を鍛える代表的な筋トレと、ストレッチ種目を解説します。

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内転筋群(太ももの内側の筋肉)の働き

内転筋群(太ももの内側の筋肉群)は、股関節(太ももの付け根)から膝(ひざ)関節の上につながる大内転筋・長内転筋・短内転筋と、膝関節をまたいでひざの下まで走る薄筋で構成されています。

主に、股関節を内転する(開いた脚を、内側へ閉じる)働きがあります。

ですので内転筋を効果的に刺激するには、足幅を大きく開いたワイドスタンスから、足を閉じるようにイメージして行うと効果的です。

内転筋を鍛える筋トレ・自重編

太ももの内側を引き締めるには、ワイドスタンスで行うスクワットが効果的。

足を肩幅より広め(1.5倍程度)に開き、ひざとつま先を外側へ向けます。

ここから腰を落として、ひざを開いて太ももの内側をストレッチし、息を吐いて脚を閉じていくようなイメージで立ち上がって、太もも内側を引き締めるようにします。

(一番上のポジションで殿筋=ヒップを引き締めるようにすると、ヒップアップの効果も得られます)

もうひとつ、やや強度が軽くなりますが、内転筋を集中的に鍛える種目にアダクション(脚を閉じる動作)があります。

横向きになって下側の脚を挙げるか、仰向けで両脚を開いて閉じる動きで、太ももの内側を重点的に刺激することができます。

内転筋を鍛える筋トレ・マシン編

マシンで内転筋群を鍛える場合は、レッグプレスが効果的。

太ももの内側以外にも、大腿四頭筋(太ももの表)や殿筋、ハムストリングス(太ももの裏側)など、下半身全体の筋肉を鍛える効果があります。

足幅は肩幅程度でも効果がありますが、レッグプレスもワイドスタンスで行うと内転筋群への負荷を高めることができます。

またジムにアダクターマシン(脚を開いた姿勢から、閉じるマシン)があれば、効果的に内転筋を追い込むことができます。

内転筋群を伸ばすストレッチ

内転筋は脚を閉じる働きがあるので、ストレッチをする場合は逆に、脚を開くようにすると効果的です。

ひざを曲げて行うと、ひざから上の大内転筋・長内転筋・短内転筋が、ひざを伸ばすとひざ下までのびる薄筋もストレッチされます。

脚を開く際に股関節が痛くなるようであれば、片足ずつ脚を外側へ開くようにすると股関節への負担を軽減することができます。

まとめ

内転筋群(太ももの内側の筋肉群)は、開いた脚を閉じる働きがあります。

筋トレでは、肩幅より足を広くついたスクワットやレッグプレスが効果的。

また強度は低くなりますが、脚を内側へ閉じるアダクションも太ももの内側を重点的に刺激することができます。

ストレッチは反対に、開脚するようにして太ももを外側に開いていくと、内転筋群を伸ばしていくことができます。

(股関節が痛くなるようであれば、片脚ずつ行うと負担を軽減することができます)

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

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