
ふくらはぎの筋トレメニュー・レッグプレスカーフレイズのやり方と効果を上げるコツを解説!
レッグプレスカーフレイズで鍛えられる筋肉
レッグプレスマシンを利用したカーフレイズは、スタンディングカーフレイズの効果的な代替種目になります。
股関節(太ももの付け根)を約90度に曲げた状態で行うので、ドンキーカーフレイズのようによりふくらはぎやハムストリングス(太ももの裏側)をストレッチさせ、ふくらはぎを刺激する効果が期待できます。
(ドンキーカーフレイズ:ベンチなどに手をついて上体を前傾させ、かかとを上げ下げするエクササイズ。ボディビルダー時代のアーノルド・シュワルツェネッガーは、腰にパートナーを2~3人乗せて行っていたことで有名です)
膝を伸ばして足関節を底屈する(足首を伸ばす)ことで、ふくらはぎ表面・上部の腓腹筋と、下方・奥にあるヒラメ筋を鍛えることができます。
とくにウェイトが重くなるほど、腓腹筋を強く働かせることができます。
レッグプレスカーフレイズのやり方
レッグプレスマシンに座り、膝を伸ばして動作が行えるよう、プラットフォーム(またはシート)の位置を広めに調節します。
足を腰幅程度に開き、母指球(親指の付け根)をプラットフォームの下端につけ、足首が自由に動くようにします。
つま先を真っ直ぐかやや外側に向け、膝を関節に負担がかからない程度にわずかに曲げ、維持するようにします。
背中をシートにつけて上体を安定させ、弾みはつけないよう足首を伸ばし、1~2秒間静止してふくらはぎに力を入れます。
ゆっくりと足首を曲げてふくらはぎを軽くストレッチし、繰り返します。(プラットフォームから足が滑り落ちないよう注意して行います)
15~20回を目安に、2~4セット程度繰り返すと効果的です。
レッグプレスカーフレイズで効果を上げるコツ
母指球がプラットフォームから離れないよう、動作は中程度のスピードで、比較的小さな範囲で行うようにします。
スピードをコントロールして、足首を伸ばしたときにふくらはぎに力を込めるようにすると、腓腹筋を最大限に引き締めることができます。
レッグプレスカーフレイズは、ふくらはぎのトレーニングのどのタイミングでも取り入れることができます。最初に取り入れて重いウェイトで行うと筋力アップに、または最後に取り入れて高回数で行うとふくらはぎを猛烈に追い込むことができます。
まとめ
レッグプレスマシンを利用したカーフレイズは、スタンディングカーフレイズの効果的な代替種目になります。
股関節(太ももの付け根)を約90度に曲げた状態で行うので、ふくらはぎやハムストリングス(太ももの裏側)をよりストレッチさせ、ふくらはぎを刺激する効果が期待できます。
母指球がプラットフォームから離れないよう、動作は中程度のスピードで、比較的小さな範囲で行うようにします。足首を伸ばしたときにふくらはぎに力を込めるようにすると、腓腹筋を最大限に引き締めることができます。
15~20回を目安に、2~4セット程度繰り返すと効果的です。