
⦅↑今朝の朝食、レンチンした目玉焼きとオートミール(ホエイプロテインを少し加えています)、バナナ。この他、ブラックコーヒーを飲みました⦆
体重コントロールは糖質の増減で
筋肉をつけて余分な体脂肪は減らす、古典的なダイエット法は高タンパク・低脂質、糖質は目的に応じて調節(より筋肉をつけたい場合は多く、体脂肪を落としたい場合は中程度に)することが基本です。
(筋肉など体をつくるタンパク質は食事毎に摂取、脂質は体を保護するエネルギー源ですが高カロリーなので控えめに、体重コントロールは糖質の増減で行うということになります)
競技スポーツ選手の場合、1日のタンパク質・脂質・糖質をどのくらい摂ればよいかというガイドラインはあります。
ただし一般的にはスポーツ選手ほど厳密に行わなくても、運動をしてエネルギーを燃焼しやすい体をつくり、1日のエネルギー量に気をつければダイエットの効果を得ることは十分に可能です。
(ボディビルダーでも、肉類が中心の欧米の人は低糖質、ご飯など主食が中心の日本人は低脂質が勧められることが多いです)
ダイエットも一時的なイベントではなく、それぞれの好みやライフスタイルに応じて調節し、継続していくことが大事。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
糖質制限ダイエットのやり方
体脂肪を落とすダイエットでは、糖質(ご飯・めん類・パン類・いも類など)の総量を、1日体重あたり1~2gにすることが目安。
(トレーニングをする日は多めに、休みの日は控えめに。筋肉をつけることが目的の場合は3~4gまで増やします)
ご飯が主体の日本人の場合、1日の糖質量が300gぐらいになる人も多いといわれることから、ダイエット時は糖質の量に気をつけた方が効果が出やすいかもしれません。
⦅ちなみに、1食分のご飯(お米 200g程度)で糖質が約60gになります⦆
糖質を抑えたい場合は、まず毎食に体をつくるタンパク質(卵、皮を除いた鶏肉、魚など)を含め、ご飯など主食は控えめにするといった方法があります。
脂質制限ダイエットのやり方
脂質は、1日に体重1gあたり1gが目安。
脂質は、動物性のタンパク質(肉や魚、乳製品など)に含まれているので、主にそこから摂るようにします。
脂質を抑えたい場合は、低脂質のタンパク質(ローストビーフ、マグロの刺身、プロテインパウダーなど)を選ぶようにします。
まとめ:1日の食事例
ダイエットに効果的な1日の食事メニュー例としては、朝食に卵、プラスご飯かパン(できれば精白されていないもの)、または糖質少なめのオートミール。
昼は肉か魚の定食、夜は魚の定食など。好みにもよりますが、和食中心だと脂質を抑えて食べることができます。
食間にお腹が空いたときは、場つなぎに脂質が含まれたもの(ナッツ類やカカオ含有量が70%以上のチョコレート、チーズなど)を少量。
体脂肪がそれほど気にならない値であれば、和菓子や少量の果物などでもいいです。
食事でタンパク質が不足気味の場合は、プロテインを摂るのも良いです。