【脚の筋肉の鍛え方】デッドリフトで腰が丸くならない方法

スクワットの要領で、床からウェイトを挙げるデッドリフトは高重量が扱え、全身の筋力アップに効果的。

ハムストリングス(太ももの裏側)・殿筋(ヒップ)・下背部などが鍛えられるデッドリフトですが、動作中に背中が丸まってしまうと、腰を痛めやすい種目でもあります。

この記事では、デッドリフトで背中が丸くなてしまう原因と改善策を解説していきます。

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上背部の筋肉も強化する

正しいデッドリフトのフォームは、「動作全体を通して下背部の自然なアーチを保つこと」。

デッドリフトで背中が丸くなりやすいのは、下背部の筋力が不足していることも一因として考えられます。

もうひとつが、上背部の筋力が不足していること。

広背筋(背中、わきの下の筋肉)や僧帽筋(背中の上部・中央)の筋力が不足していると、重いウェイトを支え切れなくなり、結果的に腰が丸まってくることがあります。

チンニングやロウなどの上背部を鍛えるエクササイズ、あるいはデッドリフトを上半分で動作を行うラックデッドリフトなどを採り入れると、広背筋や僧帽筋中部を効果的に強化することができます。

腹筋群も強化する

脊柱起立筋(下背部)のほか、腹直筋(腹部正面)や腹斜筋(わき腹)といった筋肉も、体幹部を安定させるための筋肉になります。

トレーニングの終盤にシットアップやケーブルクランチ、ハンギングレッグレイズなどで腹直筋、さらにこれらのエクササイズにツイスト動作を加えて腹斜筋を鍛えるエクササイズを採り入れると、体幹部を安定させるのに役立ちます。

正しいフォームをマスターする

動作中、下背部のアーチを保つため、まずごく軽めのウェイトで正しいフォームを身につけてておくこと。

そして筋力がついて高重量を扱えるようになった際も、軽めのウェイトでウォーミングアップを行い、セットごとに重量を上げるようにすると、安全に動作を行いやすくなります。

またトレーニング後、体が温まっているときにハムストリングスや殿筋のストレッチを採り入れておくと、柔軟性を高めケガを予防する効果も期待できます。

疲労を避ける

デッドリフト以外でも、下背部は体を安定させるのに補助的に働いています。

トレーニングの頻度が多くなっている場合は、エクササイズの配列にも注意して、下背部に疲労が残らないよう注意するようにします。

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