
「結局、ダイエットにいい運動は何?」
フィットネスの代表的な運動は、心肺系を鍛える有酸素運動、柔軟性を高める動的・静的な体操、筋力・筋肉をつけるためのトレーニングの3つに大別されます。
この記事ではダイエットにも役立つ、筋トレ独特の3つの効果について解説していきます。
ボディメイクの効果
体のラインをつくっているのは筋肉です。
各部位の筋肉を鍛えることで、逆三角形の上半身や割れた腹筋、ヒップアップやウエストのくびれなど、ボディメイクを行うことができます。
最初は、脚・背中・胸など、体の大きな筋肉を中心に。
体力がついてきたら、細部の筋肉を整えるエクササイズを加えていくと、メリハリのある体をつくることができます。
基礎代謝アップの効果
筋肉は体を動かすとともに、エネルギーを燃やすエンジンのような役割を果たしています。
筋肉を鍛えることで、基礎代謝(エネルギーを消費する割合)が上がり、運動時以外の時間帯も余分な脂肪を燃やし、太りづらくなる体をつくることができます。
(食事制限のみによるダイエットだと、体脂肪とともに筋肉量も大幅に減ってしまうので、一時的に体重が減っても後にリバウンドする、かえって太りやすい体質に陥りやすくなります)
全身の筋肉をバランス良く鍛えることで姿勢やスタイルが良くなり、エネルギー消費も増えて、引き締まった体をつくることができます。
アンチエイジングの効果
一般的に、成人を過ぎると加齢や運動不足などにより筋肉量は年に約1%ずつ減少するといわれています。
(10年で約10%、何もしないでいると30~40代では、20代のときより10~20%筋肉量が減少していることになります。
ケガや病気などで動けない状態が続くと、このペースはもっと速くなります)
筋肉は、正しくトレーニングを行えば新陳代謝がある限り(つまり、生きている限り)成長させることができます。
長くトレーニングを続けていれば筋力・筋肉量を増やすことができ、「年齢を重ねるほど、若々しく」なることも可能になってきます。
まとめ:筋トレ独特の3つのメリット
・筋肉を鍛えることで逆三角形の上半身や割れた腹筋、ヒップアップやウエストのくびれなど、ボディメイクを行うことができる
・筋肉がつくと基礎代謝(エネルギーを消費する割合)が上がり、安静時も余分なエネルギーが燃えやすくなり、太りづらく引き締まった体になる
・加齢や運動不足による筋肉量の減少を抑えることができ、継続すると若々しくなる効果もある
ボディメイクや代謝アップ、アンチエイジングの3つの効果を得られることが、筋トレ独特の特徴になります。