
筋肉など体の組織はタンパク質でできています。そのため、筋肉量を維持する(または増やす)にはたくさんのたんぱく質が必要となります。
ここでは1日に必要なタンパク質の摂取量と、ダイエット時にもお勧めのタンパク質食品を解説します。
ダイエットにも必要なタンパク質
食べ物から摂取されたタンパク質は、胃や腸でアミノ酸に分解されて、筋肉や血管、皮膚や髪、爪など体の組織をつくる材料となります。
タンパク質が不足すると筋肉量が減少して、基礎代謝(エネルギーを消費する割合)も落ちてきます。
代謝が落ちてくると、昔と同じ量を食べていてもエネルギーを十分消費できなくなるため、太りやすくなってきます。
(現代人の食生活は、糖質や脂質が多めで、タンパク質は不足しがちです)
そのため、体形を維持・改善するためには筋肉を鍛える筋トレを取り入れるとともに、食事から十分な量のタンパク質を摂って筋肉量を維持することが重要となってきます。
タンパク質の1日に必要な摂取量
1日に必要なタンパク質の摂取量は、一般的には体重1kgあたり約1~1.6gが目安とされています。
トレーニングを行う人の場合、筋肉をしっかりつけていくためには体重1kgあたり約2g。
約3gまで増やしながら筋トレを行うと、筋肉量のアップに大きな効果があることが認められています。
(ダイエット時も、摂取エネルギーは制限する一方、筋肉など体の組織は維持していきたいので、タンパク質の摂取量は多めにキープすることになります)
タンパク質を多く含む食品
体づくりに勧められるタンパク質を多く含む食品には、卵・脂質の少ない牛肉や鶏肉・魚介類・低脂肪の乳製品・大豆製品などがあります。
これらの食品を、食事毎に十分な量を摂ることが、筋肉づくりの効果を上げるのに役立ちます。
また、タンパク質の増量分をプロテイン(タンパク質のサプリメント:栄養補助食品)から摂ると、糖質や脂質は抑えながら、多くのタンパク質を摂取することが可能になります。
とくに消化・吸収が速く、タンパク質の含有量も高いホエイプロテインから摂取すると、筋肉量のアップに大きな効果がでることが期待できます。
まとめ
体形を維持・改善するためには筋肉を鍛える筋トレを取り入れるとともに、食事から十分な量のタンパク質を摂って筋肉量を維持することが重要となってきます。
1日に必要なタンパク質の摂取量は、一般的には体重1kgあたり約1~1.6gが目安とされています。
トレーニングを行う人の場合、筋肉をしっかりつけていくためには体重1kgあたり約2g。ダイエット時も、摂取エネルギーは制限する一方、筋肉など体の組織は維持していきたいので、タンパク質の摂取量は多めにキープすることになります。
体づくりに勧められるタンパク質を多く含む食品には、卵・脂質の少ない牛肉や鶏肉・魚介類・低脂肪の乳製品・大豆製品などがあります。
タンパク質の増量分を消化・吸収が速く、タンパク質の含有量も高いホエイプロテインから摂取すると、筋肉量のアップに大きな効果がでることが期待できます。