筋トレおすすめの分割法・初心者から上級者までのメニュー例

筋トレは1回のトレーニングで全身を鍛える全身法と、部位ごとに分割して鍛える方法(スプリットルーティン)ではどちらが効果ある?

この記事では全身法とスプリット法の違いと効果、どんな人に向いているか、取り入れる際の注意点などを解説していきます。

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初心者の方は全身法がおすすめ

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筋トレ初心者の方は、全身を1日で鍛える全身法のほうが向いています。

各部位をより高い頻度で鍛えることができるので、神経系が発達し、エクササイズのフォームを身につけ、筋力をアップしていくことができます。

トレーニング開始当初(1~3ヶ月)は、とくに筋力のアップが見込めるので、全身法により体づくりの土台となる筋力・筋肉量のアップが望めます。

また、スケジュールの都合でトレーニング頻度が少ない(週1~2回)場合でも、脚・胸・背中など、各部位の基本的なエクササイズを1種目ずつ、全身まとめて行うと効率よく筋力をアップしていくことができます。

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中~上級者の方は分割法へ

そうしてより重いウェイトが扱えるようになったら、回復の期間がより必要になってくるので、脚・胸・背中・肩・腕など、各部位を週1~2回ずつ鍛える分割法に移行していくと効果的です。

部位ごとに分けて行うと、補助種目も加えて種目数も増やせるので、筋肉をより細部まで発達させることができます。

⦅例えば、脚のトレーニングでスクワットやレッグプレス(下半身全体のエクササイズ)に、レッグエクステンション(大腿四頭筋:太ももの表側の筋肉)やレッグカール(太ももの裏側)を加えるなど。

競技ボディビルダーレベルになると、全身を4~6分割にまで分けて、筋肉の細部まで鍛えるようになります)

レベル別分割法の取り入れ方の例

トレーニングを3~6ヶ月積んで、基礎的な筋力がついたら(ベンチプレスで体重と同じ、スクワットで体重の1.5倍程度のウェイトが挙げられるようになったら)、分割法を取り入れます。

例えば2分割だと、1回目:胸・背中・肩・腹筋、2回目:脚・腕・カーフ(ふくらはぎ)など。

さらに筋力がつき、(ウォーミングアップも含めて)セット数も増えて、トレーニングの後半で十分に力が発揮できなくなってきたら、3分割・4分割とトレーニングを分割していきます。

⦅例えば3分割だと、1回目:胸・腕・腹筋、2回目:脚・カーフ、3回目:背中・肩など。4分割だと、1回目:胸・上腕二頭筋(力こぶ)、2回:脚・カーフ、3回目:肩・上腕三頭筋(二の腕)・腹筋、4回目:背中・カーフなど)

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分割法を行う際の注意点

初心者の方の注意点としては、いきなり上級者が行っているプログラムを真似しないこと。

最初から種目数を多くしすぎると、基礎となる筋力や筋肉量が増えていきづらく、疲労が残り進歩も頭打ちしやすくなります

上級者の方も1年目に行っていたプログラムがあるので、少しずつ着実に積み上げていった方が結果的により効率的になります。

また筋肉をつくるにはトレーニングとともに、たんぱく質を含めた栄養摂取が大切。

筋肉量を維持または増やしたい場合は、1日に体重1kgあたり1~1.6gの摂取が有効になります(競技ボディビルダーになると2~3gまで及ぶ場合も)。

手軽にたんぱく質の摂取量を増やすには、プロテインパウダーを利用すると安価で美味しく、余分な糖質や脂質も抑えられるので便利です。

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