ストレッチで運動習慣をつける!ストレッチを効果的に行う7つの方法

「ストレッチは運動?ヨガやマッサージとどう違うの?」「ストレッチの効果って何?」

この記事ではストレッチとヨガ・マッサージの違い、ストレッチを効果的に行う方法を7つ選んで解説します。

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ストレッチは運動?ヨガやマッサージとの違い

基本的にストレッチングは「伸長する」という意味で、筋肉などの軟部組織(皮膚・腱・靭帯・神経・関節包など、骨以外の柔らかい組織)を伸ばし身体の柔軟性を養う運動効果を狙ったものになります。

ヨガは「心身のつながり」を意味し、ポーズや呼吸・瞑想を通して、心身の安らぎをより重視したものになります。

(ヨガのポーズを機能解剖学的に、安全に行えるようエクササイズ化したものがストレッチになるので、共通している部分も多々あります)

また、マッサージは主に手で体をさすったり、もむ・押すなどして筋肉や皮膚に刺激を与える治療法の一種になります。

トレーナーなどが補助して行うパートナーストレッチは、補助者が筋肉の起始・停止(端と端)を伸ばして、軟部組織の柔軟性や関節の可動域を向上させる運動法のひとつになります。

(マッサージもパートナーストレッチも、受ける際は営業許可を持った専門の有資格者を選ぶことが勧められます)

ストレッチの効果を上げる7つの方法

スタティックストレッチング(20~30秒、静止してゆっくりと筋肉を伸ばす方法)で効果を上げるための基本的な方法には、

①体が温まった状態で行う

②安定した姿勢で行う

③リラックスした状態で行う

④反動は抑える

⑤伸ばしている筋肉を意識する

⑥「痛気持ちいい」範囲で行う

⑦呼吸は自然に行う

といった点が挙げられます。

一つずつ、見ていきましょう。

体が温まった状態で行う

筋肉や腱などは、アメのように冷たい状態だと硬く、力を加えると折れやすくなっています。

筋肉も温まった状態だと伸びやすくなるので、ストレッチは軽くウォーミングアップをした後か、トレーニング後に行うことがお勧めです。

⦅ダイナミック(動的)ストレッチのように動きを伴うストレッチは、ウォーミングアップに向いています⦆

安定した姿勢で行う

ストレッチは立って行うこともできますが、座ったり、横になったりして行うと、より安定した姿勢で対象とする筋肉を伸ばすことに長い時間、集中することができます。

リラックスした状態で行う

体に力が入っている状態だと、対象の筋肉をうまく伸ばすことができません。心身ともにゆとりがある状態で行うと、効果を得やすくなります。

反動は抑える

基本となるスタティック(静的)ストレッチの場合は、反動を抑えてゆっくりと一定時間(20~30秒程度)、対象となる筋肉を伸ばすようにしします。

伸ばしている筋肉を意識する

対象としている筋肉が、伸びていることを感じながら行います。

「痛気持ちいい」範囲で

急激に痛いと感じるほど伸ばしてしまうと、反射的に筋肉は縮こまり、またケガのリスクを高めることになります。

筋肉の伸びを感じながら、一定時間、無理なく伸ばせる範囲で行い、徐々に柔軟性を養っていくようにします。

呼吸は自然に行う

ストレッチしている間に息を止めてしまうと、血圧が上昇するなどのリスクが出てきます。

軽く息を吐いて伸ばして、そのまま一定時間リラックスして、呼吸も自然に行うようにします。

まとめ

ストレッチは比較的に運動強度が軽く、いつからでも手軽に行えるメリットがあります。

初心者や久し振りに運動を再開する方は運動習慣をつけるのに、上級者の方はトレーニング後のクールダウンや疲労回復・柔軟性を養うのに効果的です。

全身をバランスよく伸ばしていけば姿勢も良くなり、腰痛や肩こりを予防・緩和する効果も期待できるので、ぜひ取り入れていってみましょう。

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