
甘いものがやめられなくて、ダイエットがうまくいかないときは?
この記事では、甘いものが好きでも体脂肪を増やさないためのコツを解説していきます。
糖質の摂取量を減らしすぎない
甘いものが好きという人は、炭水化物を減らすよりも、脂質の摂取量を少なくする方がダイエットを続けやすくなります。
炭水化物は極端に減らさず、1日に体重1kgあたり2g(体重50kgの場合は、1日に100g)程度を目安に抑えるようにします。
そうしてタンパク質には鶏むね肉やツナ、プロテインパウダーといった脂質の少ない食品を主体に摂り、摂取エネルギーを低く抑えられるようにします。
トレーニング後に甘いものを摂る
糖類(砂糖などの単純炭水化物)は、トレーニングからの回復を促進するのに役立ちます。
また、筋トレを終えた後だとエネルギーが減った状態になっているので、体脂肪として蓄積されづらいタイミングとなります。
甘いものが好きな場合は、トレーニングの直後にとっておくようにするのも一考です。
おやつの代わりになる複合炭水化物を摂る
サツマイモは、グリセミック指数が中~低めの(消化・吸収がゆっくりと進む)炭水化物ですが、甘味があるので、甘いものを食べたいという欲求を抑えるのに役立ちます。
(ただし、含まれる糖質は多くなるので、一度に食べ過ぎないように注意が必要です。白米など、主食の置き換えに利用することもできます)
朝食に果物を摂る
果物を食べると、甘いものを食べたという満足感を得ることができます。
朝食にとるとエネルギーの効果的なエネルギー補給になるほか、食物繊維も一緒に摂ることができます。
バナナなど食物繊維が多く、グリセミック指数が中程度の果物は、お菓子類と比べインスリンの急激な上昇・低下を招かず、体脂肪の蓄積やエネルギーの低下を抑えることができます。
夜は糖質控えめの軽食を摂る
一般に、夜は活動量が減り代謝も低下するので、炭水化物をたくさん食べることは避けるようにします。
このタイミングで何か食べたくなった場合は、クルミなどのナッツ類、チーズ、高カカオのチョコレート(カカオの含有率が70%以上のもの)を少量がおすすめです。
また、1日のタンパク質の摂取量が不足している場合は、このタイミングでプロテインパウダーなどで補充するのも良いです。