
Vシェイプ(逆三角形)の上半身は姿勢を良くし、筋肉がついていながら引き締まった印象を与えます。
最近では男性ばかりではなく、女性もウエスト周りを細く見せるため逆三角形の上半身を目指す方が増えてきました。
この記事では、逆三角形の上半身をつくる筋トレメニューを2つ、厳選して解説していきます。
逆三角形の上半身をつくる筋肉
肩幅を広くすると相対的にウエストが細く見え、Vシェイプ(逆三角形の上半身)をつくるのに効果的です。
広い肩幅を形づくる主な筋肉は、広背筋上部・大円筋(背中の筋肉、わきの下の上部)と、三角筋(肩の筋肉)のとくに中部(側面)の筋肉が重要になります。
基本となる筋トレメニューにこれらの部位を鍛えるエクササイズを加えると、さらにレベルアップした上半身のシルエットをつくることができます。
▼初心者の方向けの基本の筋トレメニューは、こちらも参照!


広背筋上部の筋トレメニュー

広背筋上部や大円筋を鍛えるには、手幅を広くしたワイドグリップで行う背中のエクササイズが効果的です。
代表的なエクササイズが垂直方向に体を引き上げるチンニング(懸垂)や、マシンで行うラットプルダウンです。
(その他、ワイドグリップで行うバーベルベントオーバーロウや、インバーテッドロウ⦅斜め懸垂⦆なども広背筋の外側に効果的です)
ラットプルダウンだと負荷の調節が容易なので、女性やジム初心者の方、またウェイトを重くすれば上級者の背中の筋肉量のアップも見込めます。
▼ラットプルダウンのやり方は、こちらを参照!

▼その他、背中の筋トレ種目一覧はこちら!

三角筋中部の筋トレメニュー

三角筋中部(肩の側面)を鍛えるエクササイズには、バーベルなどを体に沿って持ち上げるアップライトロウや、ダンベルを持って両腕を横に広げるダンベルラテラルレイズなどがあります。
とくに肩の側面をアイソレートして(重点的に)鍛えるには、ラテラルレイズが効率的。
三角筋中部の筋肉を刺激して丸みのある肩をつくり、男性だとやや重めのダンベルで広い肩幅をつくり、女性だと軽めのダンベルで肩と腕の境目をつくるのに役立ちます。
▼ラテラルレイズのやり方は、こちらを参照!

▼その他、肩の筋トレ種目一覧はこちら!

さらに効果を上げるためのワンポイント
Vシェイプ(逆三角形)の上半身をつくるには、基本的となる筋トレメニューのほか、わきの下や肩側面の筋肉を意識して鍛えることが重要になります。
またトレーニング後、ホエイプロテインなどでタンパク質を速やかに補給すると、筋肉量のアップに効果的。
筋肉がついてくると、代謝率(エネルギー消費の割合)も上がるので、リバウンドを抑えたダイエットにも効果的です。