
「逆三角形の体型を作り方は?どこを鍛えたらいい?」
Vシェイプと呼ばれる、しっかりと鍛えられた肩から、細く絞り込まれたウエストへと続く逆三角形のラインは、男性はもちろん女性にとっても美しい体を際立たせる重要なポイントとなります。
この記事では、Vシェイプ(逆三角形)の上半身を作るのに効果的なエクササイズや、食事法の例を解説します。
三角筋中部(肩の側面)を鍛える
肩はVシェイプの上半身のスタートポイントとなります。
とくに三角筋の中部(肩の横の筋肉)が発達していると、相対的にウエストをより細く見せることができます。
この部位のエクササイズには、ラテラルレイズやワイドグリップアップライトロウなどが効果的です。
▼肩の筋トレメニュー一覧は、こちらもご参照ください。

広背筋上部(背中)の幅を広げる
広背筋上部や大円筋(背中、わきの下の上部の筋肉)が発達していると、やはりウエストを細く見せることができます。
この部位のエクササイズには、ワイドグリップによるチンニング(懸垂)やラットプルダウン、またベントオーバーロウも広背筋の外側部分に効果的です。
▼背中の筋トレメニュー一覧は、こちらもご参照ください。

腹筋を鍛える
腹直筋(腹部正面)や腹斜筋(わき腹)のエクササイズは、引き締まった腹筋を作るのに役立ちます。
これらの部位は腹筋の基本エクササイズであるクランチや、ひねりを加えたツィスティングクランチを中~高回数行うことで鍛えることができます。
▼腹筋の筋トレメニュー一覧は、こちらもご参照ください。

鍛えている筋肉に負荷を集中する
重すぎるウェイトを使うと筋力や体のサイズアップには効果的ですが、動作を補助する他の部位の関与も大きくなってきます。
8~12回程度反復できる中程度のウェイトで、動作をコントロールして、できるだけ対象の部分だけが重点的に刺激されるようにして行います。
ピークコントラクションを得る
ウェイトを挙げた(または引いた)ときに、対象の筋肉にさらに力を入れ、筋肉を引き締めるようにします。
また、セット間に何も持たない状態で、5~6秒、筋肉を絞り込むようにして力を込めるのも効果的です。
体脂肪を落とす
筋肉をつけ、体脂肪を落とせば鍛えた筋肉がしっかりと見えるようになり、Vシェイプを際立たせることができます。
食事内容は、筋肉をつけ体脂肪は減少させる、高たんぱく・低脂質で中程度の糖質が基本となります。
筋肉をつけるたんぱく質の主な摂取源は、卵・脂質の少ない肉・魚・低脂肪の乳製品・大豆製品・プロテイン(たんぱく質の栄養補助食品)など。
体を動かすエネルギー源となる糖質は、主に精白されていない穀物など、玄米や雑穀米・全粒粉やライ麦のパン・そば・オートミール・果物や野菜などから摂るようにします。
1日のスケジュールにもよりますが、「リバースダイエット」(朝食をしっかりと食べ、夕食を軽くする食事法)だと、1日の十分なエネルギーを補給しながら、余分な体脂肪を落とす効果が期待できます。
▼食事法については、こちらもご参照ください。

水を十分に摂る
水分を十分に摂ることは筋肉に張りを持たせ、外観を充実させるのにも役立ちます。
また水分摂取には、体内の老廃物を排出する役割もあり、不要なものを排出して腹部をスッキリさせ、ウエストを細く保つのにも役立ちます。
