高重量と低重量、筋トレで効果的なのは?

「筋トレでは、高重量と低重量のどちらが効果的?」

この記事では、筋トレで筋肉をつけていくための3つの要素と、筋肥大に効果的な「オーバーロード(過負荷)」「漸進性過負荷の原則」の2つの基本原則を取り上げて、解説していきます。

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筋肥大のための3つの要素

筋トレによる、筋肉を発達させる主な要素には

・高重量での物理的な張力によるもの(筋肉に高負荷がかかることによって、発達が促される)

・中~高重量での筋ダメージによるもの(ウェイトをゆっくりと下ろしていくことによって、筋肉が引き伸ばされて負荷がかかり、発達が促される)

・低~中重量による代謝ストレスによるもの(反復回数を多くすることにより血流が促され、一時的に筋肉が大きくなる状態)

が挙げられます。

「オーバーロード(過負荷)」とは?

この中で、とくに基本となる考えが「オーバーロード(過負荷)」の原則です。

筋肉に日常以上の高重量をかけ、筋力がつくにしたがって規則的に負荷を大きくする、それによって筋力・筋肉量が向上していきます。

「漸進性過負荷の原則」とは?

筋トレにまつわる古典的な逸話に「ミロの子牛」があります。

ミロは毎日、子牛を担ぐことを日課として体を鍛えていました。

子牛は次第に成長して大きくなり、それを担いでいたミロの筋肉も発達し、大きく強くなっていったという話です。

これは、現在のウェイトトレーニング(筋トレ)の基本となる考えで、能力の向上にあわせてトレーニングの量・質を高めて筋肉の発達を促していきます。

まとめ

・筋トレによる筋肉の発達を促す要素は、高重量で筋肉に負荷をかける、中重量のゆっくりとした動作で筋肉を引き伸ばす、低~中重量で回数を繰り返す、の3つ

・最も基本的な考え方は、筋肉に日常以上の負荷をかけ、筋肉の発達を促す「オーバーロード(過負荷)」

・能力の向上にあわせてトレーニングの量・質も高めていく「漸進性過負荷の原則」により、さらにレベルアップが図れる

まずは脚・胸・背中などの基本的な種目からスタートし、体力がついてくるのにしたがって細部の種目を増やし、負荷を上げていくと、筋力が上がってメリハリがつき、基礎代謝(エネルギーを消費する割合)も上がって引き締まった体をつくることができます。

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